通信総合博物館ていぱーく

 

日本の郵便制度は、1871年4月20日に前島密によって、イギリスの郵便制度が日本に導入されました。
当初は、東京~大阪間で開始されたものですが、1873年には「日米郵便交換条約に調印」、さらに1877年には「万国郵便連合(UPU)」にも加盟して、世界中の国々と手紙をやり取りすることができるようになりました。

 

そして、郵便制度の開始から約50年の期間を経て、国内での航空郵便が1921年に開始されることになりました。
そのため、航空郵便での郵便物と一般の郵便物を仕分ける手間を省くために、「航空郵便専用の郵便ポスト」が1929年に登場することになります。

 

航空郵便専用の郵便ポストは、東京・大阪・福岡の3つの拠点に設置されましたが、他の郵便ポストと区別するために青地に赤を配置したカラーとなっていました。

 

この情報だけを読むと明治時代から昭和時代にかけての発展ぶりが伺えるように感じますが、1923年の関東大震災や1929年の世界大恐慌などがあったことから、必ずしも良い時代であったとは言えない時代になります。

 

しかし、郵便制度の開始から59年という短い期間で航空郵便のための郵便ポストが登場することは、歴史的に見ても勢いのある時代であったといえます。

 

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