逓信総合博物館ていぱーく

第二次世界大戦による物資の不足から鉄製の郵便ポストは街から消え去り、代わりにコンクリート製の郵便ポストが製造されるようになりました。
コンクリート製の郵便ポストは、内部に鉄を加えることで強度が増すものですが、物資の不足からコンクリートのみで造られていたものと思われます。

 

終戦を迎え、物資の不足が解消しはじめた1949年から再び鉄製の郵便ポストが登場することになります。
この赤い丸型郵便ポストは、皆さんがよく目にしていたもので、1970年代までの約30年間利用されることになります。

このポストの正式名称は「郵便差出箱1号(丸型)」と呼ばれるものですが、その後のポストが登場するようになってからは、昭和時代を象徴するアイテムとして懐かしまれるものとなっています。

 

戦争が終わり郵便物の取り扱い量なども増えてくると、この丸型郵便ポストでは業務の効率面でデメリットが目立つようになります。
郵便の集配に来たときに、中の郵便物を手作業で掻きだすときの時間・手間を軽減させるために、形状などの改良が検討されるようになります。

 

後に、角型の郵便ポストが登場するまでは、日本を代表する郵便ポストとして活躍することになります。

 

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