郵便ポストは、多く設置されていると便利なものですが、人口の少ない地域では大型のポストは資源の無駄になってしまいます。
そのため、非常に小型の郵便ポストが必要となりますが、これまでは「郵便差出箱2号」が活用されていました。

郵便差出箱2号は、壁掛けタイプの郵便ポストで、人口の少ない地域の公民館や商店などに設置されてきました。

 

この郵便差出箱2号の特長は、非常にコンパクトな設計で、どこにでも設置できる気軽さがあるのですが、建物の壁に取り付けるためにネジ穴を開けてしまう欠点があります。
公民館などの公共の設備なら苦情とはならないかもしれませんが、民間の商店や住宅などでは「壁に傷が付いてしまう」ということで、思うように普及が進まないものとなっていました。

 

このような理由から、「小型の郵便ポストで、住宅の壁に穴を開けなくてよいもの」が必要になり、昭和49年に「郵便差出箱9号」が使われるようになりました。

郵便差出箱9号は、小型であるにもかかわらず”脚柱”を備えていることから、建物の壁に頼ることなく設置することができます。
この郵便差出箱9号の登場からは、小さな商店などでも集客のために喜んで使用してもらえるようになりました。

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