1871年に郵便制度が日本に導入されてから、急速な勢いで郵便サービスの普及と郵便ポストの進化が見られてきました。

郵便制度が始まった当初は、郵便ポストの数を急速に増やす必要があり、日本のどこからでも郵便物を出すことができるようにすることが急務となっていました。

 

その後、都市圏を中心に郵便ポストの大型化が進んだり、速達郵便専用の郵便差出箱4号(特4号)や一時的に郵便物を保管する拠点となる郵便差出箱6号なども登場します。

さらに、仕分け作業の効率化から、取集袋を二つ設置できる郵便差出箱7号と小型タイプの郵便差出箱8号が登場します。

 

しかし、時代の進歩とともに大型の郵便物を折り曲げることなく投函できる郵便ポストの需要が高まってきました。
これまで、大型の郵便物(定型外郵便物)は、郵便局で重さを計ってから手渡しをするのが一般的でしたが、直接郵便ポストに入れられるようにしたい、という要望が強くなってきました。

 

大型の郵便物に対応した郵便ポストは、平成8年に「郵便差出箱10号」として登場することになります。


「もっと古くからあるものだと思っていた」という感想を持つ方もいると思いますが、大型の郵便物に対応した郵便差出箱10号の登場は、平成に入ってからのものになります。

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